ウッディ ブリュット2016
2016レビュー
Technical data
品種構成 | ピノノワール 55%、シャルドネ45% | |
収穫日 | 2020/10/20、10/30 | |
畑 |
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アルコール度数 | 11.6%vol. | |
総酸度 | 4.7g/L | |
pH | 3.90 | |
樽比率 | 100%(すべて古樽) | |
生産本数 | 785本 | |
クロージャー | スパークリングコルク | |
瓶詰日 | 2021年12月8日 | |
発売開始日 | 2024年4月15日 |
Wine Story
2016年産のブドウを醸し、翌年の春に瓶内二次発酵として瓶詰めしてから実に6年。さらにリリースまで1年貯蔵しています。これは時間を掛けることでしか生み出せない特別なスパークリングワインです。またウッディの初代ワインメーカー國吉一平の醸した最後のVTになります。
秋雨が多く続いたVTでもあり、収穫には集中力と根気が求められました。特にシャルドネの収量が厳しく、ピノノワールの比率が高めになっています。色合いはゴールド、香りにも熟成した印象が強くなります。ナッツやリンゴのコンポート、桃のフレーバーにキャラメルのような甘味を感じさせる香りが顕著に香ります。スムースな口当たりと、余韻の長さは正に長期熟成の魅力そのもの。ゆっくりと堪能できる味わいです。
Technical Supplements
秋雨の多さから9月収穫のブドウは困難を極めました。徹底した選果によりスパークリング用のピノノワール、シャルドネは当初の予定よりも少なく搬入されました。冷却後に全房プレスを行い、不純物の少ない綺麗な果汁を取得後に軽いデブルバージュを経て、発酵させています。品種ごとに発酵完了後に原酒をブレンドしタンクで4か月ほど熟成しています。2017年1月13日にティラージュ後は発酵完了まで見守り、そのまま6年間熟成しています。デコルジュマンは2023年2月15日にノンドサージュで行い、その後さらに1年間を熟成しています。十分に時間をかけることでしか生まれない香り・味・滑らかさを堪能できます。
¥5,500価格
消費税込み