マルチブレンド2022
2022レビュー
Technical data
品種構成 |
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収穫日 | 2022年 | |
畑 | 自社畑 | |
アルコール度数 | 11.8%vol. | |
総酸度 | 5.2g/L | |
pH | 3.60 | |
樽比率 | 0% | |
生産本数 | 959本 | |
クロージャー | DIAM5 | |
瓶詰日 | 2023年4月13日 | |
発売開始日 | 2024年4月15日 |
Wine Story
2022年にウッディファームで収穫された4種類のブドウをブレンドして生まれたスティルのトライアルです。実は同時期にリリースされたmulti-Blendペティアン2022のベースワインです。スティルで感じる味わいと瓶内二次発酵をする事で出てくる味わいは同じベースでも全く異なります。瓶内二次発酵の難しさは、発酵後のフレーバーへの予測が難しい事にあります。これらの検証を重ねる事で、私達にしか生み出せないスパークリングの精度が高まっていきます。
少し青白さも感じる黄色、洋ナシの風味が主体でレモンティやアールグレイ、白桃に蜂蜜バターの甘さと、ピリッとしたしし唐の清涼感も感じる一体感を楽しめます。
Technical Supplements
8月の日照不足から早生系品種の苦戦は避けられない状態でした。酸味が強かったり青さが残るブドウと対になるように、酸味が穏やかで熟度の高いブドウとブレンドしていきました。全てのキュベが一つのタンクへ収まってから一冬をタンクで過ごしベースワインとしました。ここからスティル用、ペティアン用、さらにクレマン用として分けながら、それぞれ1年後の酒質の変化を探りました。ガス圧の違いで感じやすい香り成分がある、大きな発見がありました。なお、ワインに含まれる亜硫酸は合計で30ppm以下の極少量です。少ない添加量でもワインとしての寿命はまだまだございますが、高温を避けるなど取り扱いにご注意下さい。
¥2,530価格
消費税込み